浅草の和食ランチが美味しい人気店20選│食べログ3.5以上

浅草は、東京を代表する知名度抜群の観光エリア。

日本人はもちろん、外国人観光客にも大人気で、浅草寺の周りには魅力あふれる和食の名店がたくさん集まっています。

なかには、外国人観光客のために英語のメニュー表を用意しているところも。

そんな浅草なら、きっと美味しい和食ランチを提供しているお店が数多くあるはずです。

そこで今回は、浅草で美味しい和食ランチが食べられる人気店20選について紹介していきましょう。

 

1．鮨 久いち

浅草で江戸前の高級寿司がじっくり味わえるのは鮨 久いち。

懐石スタイルのセットから握り寿司のコースメニューまで、充実したランチがそろっています。

おすすめのランチは6,000円の大島で、握り寿司12貫・巻物・酢の物・椀物という組み合わせ。

シャリをフワッと包んでいる上のネタは中トロです。

徹底的に握り寿司が食べたい人には、8,800円のおまかせコースがぴったり。

握り寿司が15貫のコースで、キュッとした食感の光物は最高の〆具合です。

お寿司の懐石ランチは、さらに高級感が楽しめる豪勢なメニュー。

13,800円の蘭は、お通し・お刺身・おすすめ料理2品・焼き物または煮魚、握り寿司7貫・巻物・椀物・デザートといった充実した内容。

カウンター席では、ご主人の見事な職人技を見ながらランチがいただけます。

 

2．並木藪蕎麦

並木藪蕎麦は、雷門から徒歩約2分という絶好のロケーションにあるお店。

創業は1913年で、地元の人たちに長く愛されている隠れた名店です。

おすすめのメニューは、1,800円の天ざるそば。

天ぷらは最高のサクサク感で、自慢のそばはつるんとしたのど越しです。

インパクトのあるそばは、950円の卵とじ。

丼に入っているそばが見えないほど、半熟ふわとろの卵がたっぷりトッピングされています。

卵とじでも十分リーズナブルですが、さらにお安いメニューなら、かけそば(750円)やざるそば(700円)がおすすめ。

秋から冬にかけては、プリプリの鴨が入った鴨南蛮(1,800円)が人気です。

 

3．駒形どぜう 本店

ちょっと変わった和食ランチが食べたい人は、駒形どぜう 本店へ行ってみましょう。

ドジョウとクジラを使った料理の専門店で、1801年に創業した浅草を代表する老舗和食店です。

ランチのセットメニューはどぜうなべ定食と柳川定食の2つで、お値段はどちらも2,600円。

どぜうなべ定食は田楽・どぜう汁・ご飯・漬物の名物ランチで、専用の鍋にはドジョウがびっしりと並んでいます。

定食と合わせてオーダーしておきたいのは、こちらも名物のクジラ料理。

人気はクジラの竜田揚げ(1,200円)で、クジラならではの食感と風味がじっくり味わえます。

見逃せない他の1品料理は、どぜう入り玉子焼き(1,000円)・どぜう唐揚げ(950円)・クジラのベーコン(1,200円)など。

どの料理も駒形どぜう 本店でしか食べられない、珍しい江戸風グルメです。

 

4．468

468は「ヨーロッパ」と読むユニークな名前の和食料理店です。

定番メニューは種類豊富な棒寿司で、グルメ通の人たちからも注目を集めています。

人気の棒寿司は、看板メニューになっている2,160円のサバ1/2。

サバの棒寿司が半分盛られたメニューで、ほろっと崩れる柔らかさに型押しされています。

いろんな棒寿司を同時に食べたい場合は、盛り合わせのメニューがぴったり。

多くの常連さんがオーダーするのは、アナゴ・サバ・ハコ・グジの組み合わせ(2,160円)。

一切れ一切れが大きめのサイズなので、お腹一杯食べられます。

ランチでは、サイドの芋汁(540円)も大人気。

ごろっとした芋の団子が入ったとろみのある汁物です。

 

5．おにぎり浅草宿六

さっとランチを済ませたい時、手軽に小腹を満たしたい時に便利なのは、おにぎり浅草宿六。

1954年に開店した東京で一番古いおにぎり専門店です。

ランチなら、おにぎり2個セット(660円～)やおにぎり3個セット(900円～)がおすすめ。

お値段は、選ぶおにぎりの具材によって変わります。

もちろん、単品でおにぎりをオーダーすることも可能。

しらす・山ごぼう・おかか・こんぶ・奈良漬け・しょうが味噌漬けは、どれも270円です。

人気のおにぎりは、鮭(290円)・梅干し(290円)・たらこ(320円)といった定番の具材が入ったもの。

おにぎりを包んでいる海苔は江戸前で、塩には天然塩が使われています。

 

6．初小川

江戸前の和食で忘れてはならないのは鰻ですよね。

浅草で美味しい鰻が食べたくなったら、初小川を目指しましょう。

ふわっとした鰻の魅力が楽しめるのは、上鰻重(3,900円)。

秘伝のタレでじっくり焼かれたかば焼きには、食欲を刺激する香ばしさが漂っています。

肝吸い(50円)も捨てがたいメニューですが、鰻重によく合うサイドなら650円の肝焼きやかぶと焼きでしょう。

グランドメニューではありませんが、オーダーが可能な日は店内に張り紙が出ています。

ランチでは、かば焼きのみの注文も可能。

上は3,900円、中は2,900円で、同じプライスの白焼きも用意されています。

 

7．米久本店

牛鍋の名店として知られているのは米久本店。

1886年の創業で、近江牛を使った贅沢な牛鍋が食べられます。

メニューは上の牛鍋(3,160円)と特の牛鍋(3,790円)の2種類。

どちらも卵・ねぎ・しらたき・お豆腐付きで、極上の近江牛を秘伝の割下でじっくり煮込んでいただきます。

牛鍋だけでもお腹一杯になりますが、合わせてオーダーしておきたいのはご飯(320円)。

特製の割下がしみ込んだ具材との相性が抜群です。

牛肉のみの追加オーダーもでき、上は2,520円円、特は3,150円という価格。

店内は畳敷きで、落ち着いたランチタイムが送れます。

 

8．弁天山美家古寿司

弁天山美家古寿司は、1866年の創業という歴史ある老舗の高級寿司店。

現在は5代目の親方と6代目の若旦那が、極上のお寿司でお客さんをもてなしてくれます。

このお店で注目したいのは、隠れた人気メニューの丼物。

人気の丼物は3,600円のづけ丼で、散らされた刻み海苔と茗荷が絶妙のアクセントになっています。

鉄火丼(3,600円)も見逃せない贅沢な丼物。

トッピングが刻み海苔だけなので、新鮮なマグロがストレートに味わえます。

もちろん、握り寿司にも魅力的なメニューがたくさん。

豪華な気分に浸れるのは、10貫の浅茅(5,500円)・12貫と巻物1本の弁天山(7,500円)・17貫と巻物1本の美家古(10,250円)でしょう。

お値段を抑えたい人には、6貫と巻物3本の松(2,200円)や7貫の梅(3,000円)がおすすめです。

 

9．うなぎ 色川

浅草は、老舗の鰻料理専門店が多く集まっているエリア。

ここで紹介する色川も古い歴史を持つ名店で、創業は1861年にまでさかのぼります。

定番のメニューは、鰻重の並盛(3,000円)。

カウンターの上にある山椒をふりかけると、鰻の香ばしさがさらに引き立ちます。

とにかくたくさんかば焼きが食べたい人には、鰻重のたっぷり(4,100円)がおすすめ。

文字通り、かば焼きがお重一面に敷かれたメニューで、箸を入れるとほろっと身がほぐれる柔らかさです。

鰻料理の定番ともいえる肝焼きは1串700円で、時間がかかるので最初に注文するようにしましょう。

色川はランチのみの営業で、行列が絶えない人気店。

ここでランチを食べるなら、早めに来店することをおすすめします。

 

10．釜めし むつみ

釜めし むつみは、浅草では珍しい釜めし料理の専門店。

釜ごと出てくる釜めしはもちろん熱々ホカホカで、ほんのりと出汁が効いた優しい風味に炊き上がっています。

定番のメニューは1,080円の五目釜めし。

具材は鶏肉・ニンジン・タケノコ・ゴボウ・椎茸・エビ・アサリで、ランチタイムには、すべての釜めしにお味噌汁・小鉢料理2品・漬物が付いてきます。

オーダーできる釜めしの種類は、お魚からお肉まで15種類以上。

エビ釜めし(1,080円)・カニ釜めし(2,160円)・ホタテ釜めし(1,620円)・鶏釜めし(1,080円)など、豊富にそろった具材から好みのものが選べます。

お肉好きの人には、プルンとした食感がたまらない角煮釜めし(2,160円)がおすすめ。

贅沢な釜めしが食べたい場合は、特上海鮮釜めし(2,808円)がいいでしょう。

 

11．天健

浅草にある天ぷら料理の名店といえば天健でしょう。

ボリューミーな丼があるお店で、地元の人はもちろん、観光客にも人気があります。

天健の代名詞になっているメニューは、2,200円のかき揚げ丼。

かき揚げは驚きの厚さで、ごろっとしたエビ・イカ・貝柱がたっぷり入っています。

同じ具だくさんのメニューなら、2,000円の上天ぷら丼も外せない1品でしょう。

エビ・イカ・白身魚など、丼には天ぷらの定番ネタがこんもり。

特製のタレをたっぷり吸った天ぷらは、サクサク感としんなり感が同時に楽しめる食感です。

丼物と合わせ、定食も人気があるメニュー。

かき揚げ定食(2,500円)や野菜天ぷら定食(2,000円)などがあります。

 

12．おざわ

落ち着いて静かにそばが食べられるのはおざわで、ランチは土・日・祝のみの営業。

つくばエクスプレス浅草駅から歩いて2分ほどのところにあり、飾らない田舎風のそばが大好評です。

おすすめのメニューは1,500円の鴨汁そば。

つけ汁に入っているのは鴨肉団子・ねぎ・三つ葉・椎茸などで、江戸前風らしくつけ汁は濃いめです。

900円の太打ちざるは、コシのある極太の平打ちそばで人気があるメニュー。

そば粉本来の風味を楽しみたい人にぜひおすすめしたい1品です。

他の人気メニューは、ねぎおろしそば(1,300円)・山芋かけそば(1,200円)・つくね南蛮(1,750円)など。

そばメニューはプラス50円で太打ちにでき、さらに300円追加で大盛にもできます。

 

13．浅草 牛かつ

浅草 牛かつは、ガッツリ系のお肉ランチが食べたい時にぴったりのお店。

ほどよい脂身のお肉を使った上品な牛かつがじっくりと味わえます。

メニューは牛かつ麦飯セットと牛かつとろろ飯セットの2コースのみ。

牛かつ麦飯セットは、100グラム(1,100円)・130グラム(1,300円)・260グラム(2,100円)の3タイプで、とろろ飯セットはそれぞれプラス100円のお値段になっています。

上の画像は、もっともボリュームがある牛かつとろろ飯セットの260グラムです。

最初に運ばれてくる牛かつはレアの状態。

テーブルには専用の焼き台が置かれていて、好みに合わせて自分で牛かつを焼き上げていきます。

追加で牛かつをオーダーできるのも、大きなポイントでしょう。

追加の牛かつは、100グラム(600円)と130グラム(800円)の2品。

なお、麦飯のお代わりは1杯無料で、キャベツとお味噌汁のお代わりはプラス100円です。

 

14．紀文寿司

創業100年以上の歴史がある紀文寿司も、浅草を代表する有名寿司店のひとつ。

現在は5代目と4代目が、伝統の味を守って美味しいお寿司を提供しています。

いろんなネタが食べられるのは、5,400円のおすすめ寿司。

コハダ・赤身・トロ・エビ・ウニ・貝・巻物など、定番のお寿司がずらりと並んでいます。

リピーターに人気があるのは、自慢のちらしメニュー。

ちらし(2,600円)・上ちらし(3,460円)・特上ちらし(4,110円)・おすすめちらし(5,400円)の4品があり、どれも海鮮丼に近いような盛り付けです。

好評の握り寿司コースは、上寿司(2,920円)と特上寿司(3,680円)。

サイドのお吸い物とお味噌汁は時価になっています。

 

15．浅草 うなぎ さんしょ

浅草 うなぎ さんしょは、ふっくらとした鰻のかば焼きが食べられる人気店。

毎朝ご主人みずからが問屋へ行って、その日に使う新鮮な鰻を仕入れています。

定番のうな重は、もみじ(2,700円)・いちょう(3,500円)・うめ(4,300円)の3タイプで、上の画像はいちょう。

もみじはお吸い物と漬物付き、いちょうとうめは肝吸いと漬物のセットメニューです。

鰻を使ったサイドメニューも魅力たっぷり。

1,850円のう巻きは、食感が楽しめるしっかりとした焼き上がりになっています。

うな重以外にメインとなるメニューは、鰻雑炊(3,500円)・柳川定食(2,000円)・二色重(2,700円)・とり重(1,650円)など。

二色重は鶏と鰻がダブルで盛られた定食で、9月から5月までの期間限定メニューです。

 

16．浅草むぎとろ 本店

浅草むぎとろ 本店は、とろろをメインにした珍しい和食料理店。

とろろの食べ放題で話題を呼んでいるお店で、むぎとろバイキング(1,000円)ととろろ三昧(2,000円)の2コースが用意されています。

むぎとろバイキングの内容はとろろ・麦ご飯・おかず1品・厚焼き卵・お味噌汁・たくあんで、とろろは1種類の提供。

とろろはもちろん、おかずも厚焼き卵も好きなだけお代わりができます。

とろろ三昧は、とろろ・麦ご飯・おかず13種類・デザート・ドリンクという組み合わせ。

気になるとろろは醤油風味とろろ・胡麻とろろ・長芋とろろの3種類で、風味も食感も違うとろろが存分に味わえるでしょう。

もちろん、こちらも全品食べ放題です。

なお、バイキングは2コースとも90分制になっています。

 

17．丹想庵　健次郎

丹想庵 健次郎は、ミシュランガイドビブグルマン認定の人気そば料理店。

玄そばを石臼でひいた、繊細な風味のそばメニューがそろっています。

おすすめのランチは、お昼のそば御膳にある海老と野菜のかき揚げ(1,500円)。

そばは冷と温から選べ、かき揚げ・小鉢料理・漬物がセットになったお得なメニューです。

そばを使った1品料理もぜひチェックしておきたいところ。

特に人気のメニューは550円のそば味噌焼き。

しゃもじに盛られたそば味噌は香ばしい焼き上がりで、鰹節としそが絶妙の風味を添えています。

単品でオーダーできるそばには、かけそば(850円)・山かけそば(1,200円)・かき玉そば(1,200円)・天ぷらそば(2,500円)などがあります。

 

18．天ぷら 天藤

浅草には、てんこ盛りの天丼を自慢にしている天ぷら料理専門店がたくさん。

1902年創業の天藤も、ボリューミーな丼で注目を集めているお店のひとつです。

おすすめのランチは、看板メニューにもなっている天丼(1,900円)。

天ぷらは衣がしっかりと付いていて、エビ天では、サクサク感とプリプリ感が同時に楽しめます。

1,900円のかき揚げ天丼も、負けず劣らず迫力満点のメニュー。

具材は小柱・エビ・イカの黄金トリオで、特製ダレのしみ込み具合も最高です。

なお、丼物メニューは、全品お味噌汁と漬物付き。

2,000円の天ぷら定食も根強い人気メニューで、かき揚げ・エビ・キス・野菜の天ぷらがいただけます。

 

19．鈴芳

残る2軒は、浅草ならではの雰囲気が漂うホッピー通りの人気店を立て続けに紹介しましょう。

まずは、ホッピー通りの名物店として地元の人たちにも親しまれている鈴芳。

お昼からホッピーを片手に、ほろ酔い気分で1品料理が楽しめます。

名物料理は650円の牛すじ煮で、韓国風のピリ辛の味付けになっています。

ホッピーやお酒によく合うおつまみなら、串焼きや焼鳥も見逃せません。

焼鳥(3本450円)・つくね(3本500円)・もつ焼きシロ(3本450円)・豚ばら串(3本450円)・ぽんじり大串(2本500円)など、豊富にそろっています。

もちろん魚料理も充実した品ぞろえで、まぐろぶつ・イカのお刺身・酢だこはどれも600円です。

 

20．正ちゃん

ホッピー通りにある次の人気店は正ちゃん。

テレビやグルメ雑誌で特集が組まれる有名店で、やはり魅力的な1品料理がたくさん並んでいます。

こちらのお店の定番メニューも、牛すじ煮(500円)。

最大の特徴は、大きめの分厚いお豆腐がトッピングされていることで、お豆腐にもタレがほどよくしみ込んでいます。

ランチでぜひオーダーしておきたいのは、牛肉がたっぷりのった牛めし(500円)。

牛肉・玉ねぎ・こんにゃくというシンプルな具材で、タレとご飯の絡み具合も最高です。

このお店で外せない他のメニューは、バラエティ豊富な煮込み料理。

銀鱈煮(700円)・にしん煮(500円)・手羽先煮(500円)・厚揚げ煮(450円)・大根煮(400円)など、魚・肉・野菜で好みの煮込み料理が選べます。

 

まとめ

いかがでしたか？

浅草は、国内外から来る観光客でいつもにぎわっているエリア。

浅草寺の周りには、観光客のお腹を満たしてくれる和食店が何軒も集まっています。

特に、鰻・お寿司・そば・天ぷら・牛すじは、浅草グルメを象徴するようなメニュー。

お寿司や天ぷらなど、同じメニューでランチの食べ比べをしても面白そうですよね。

ぜひ紹介したお店を1軒でも多く訪れて、奥深い浅草のグルメをたっぷり楽しんでください。