銀座で究極の和食ランチが味わえる人気店20選│食べログ3.5以上

銀座は日本でも最高レベルの飲食店が集まっているエリア。

メディアで紹介されている老舗の高級寿司店や割烹料理店が、あちこちに散らばっています。

しかも、お値段はいわゆる「銀座プライス」。

そうした高級店は、自然と高い評価を受けていると予想できますよね。

今回は、銀座で究極の和食ランチが味わえる人気店20選について紹介していきましょう。

聞いたことがある有名店から隠れた名店まで、いろんな和食料理店があるはずです。

 

1．すきやばし 次郎

銀座でお寿司の名店といえば、すきやばし 次郎ですよね。

オバマ元アメリカ大統領が絶賛したお店としても知られています。

ランチメニューはおまかせの1コースのみ。

30,000円という驚きのお値段ですが、価格にふさわしい高級なお寿司が20貫ほど味わえます。

上の画像は漬けになった赤身です。

座席はカウンター10席とテーブル13席で、すきやばし 次郎の魅力が存分に体験できるのはカウンター席。

お寿司を握るご主人の熟練技もじっくり楽しめます。

スミイカ・イナダ・中トロ・大トロ・コハダ・アワビ・アジ・サヨリ・赤貝・ハマグリ・サバ・ウニ・イクラ・アナゴなど、お寿司が出てくる間隔も絶妙。

クルマエビはタイミングに合わせて茹でられ、丁寧に殻を取って握られています。

 

2．金田中 庵

上品な割烹料理が味わえるのは金田中 庵。

裏路地にあるお店で、隠れ家のような雰囲気に包まれながらランチが楽しめます。

ランチでのおすすめは、2,160円の小鍋すっぽん大根 丸玉地ごはんでしょう。

高級食材のすっぽんを使ったセットメニューで、すっぽんのエキスが溶け込んだ小鍋はあんかけ風になっています。

丸玉地ご飯は、すっぽんのだしが効いた茶碗蒸し風の料理。

なかにはご飯が入っていて、全体を混ぜるとリゾットのような食感になります。

新鮮な魚をメインにしたメニューは、三色半の東丼(3,024円)。

黄身と醤油で漬けにしたマグロ・イカ・鯛など、3種類のお刺身が盛られた贅沢な丼に仕上がっています。

他の人気メニューは、鯛のあら炊きや四つ椀鯛茶漬けで、お値段はどちらも2,700円。

鯛を使ったランチがたっぷりと満喫できます。

 

3．きよ田

お寿司の名店がひしめく銀座ですが、きよ田はひときわ新鮮なネタで高い評価を得ている有名店。

基本的に固定されたセットコースはなく、おまかせでのオーダーになります。

きよ田の代名詞になっている握り寿司は、ずばりマグロ。

赤身や中トロも最高ですが、脂ののり具合が完璧な大トロは絶品中の絶品です。

光物もきよ田の魅力が存分に発揮されている握り寿司。

上の画像はコハダの握りで、職人技が光る包丁の入れ方にも注目です。

おまかせで出てくるネタはイカ・鳥貝・エビ・アナゴ・赤貝・ウニ・ヒラメなどで、もちろん、どれもため息が出るほどの美味しさ。

目安となるお値段は、1人前19,500円～です。

 

4．とんかつかっぽう かつぜん

極上のかつ定食で話題を呼んでいるのは、とんかつかっぽう かつぜん。

とんかつのジャンルで初めてミシュランガイドの星を獲得した有名店です。

おすすめのランチは九州産黒豚ロースかつ定食(4,700円)。

高級ランチに入るお値段ですが、その分、旨味が凝縮された柔らかいとんかつがじっくり味わえます。

同じ4,700円のメニューなら、九州産黒豚のヒレかつ定食もおすすめ。

ヒレならではのさっぱりとした風味が特徴です。

九州産黒豚ではありませんが、銘柄豚のかつメニューはややお値段が抑え気味。

ロースかつ(3,950円)・ヒレかつ(4,100円)・リブロースしょうが焼き(4,350円)などがあります。

 

5．蕎麦 流石

あっさりとしたランチが食べたい人には、蕎麦 流石がおすすめ。

自慢のそばはつなぎを使っていない手打ちで、ミシュランガイドでも一つ星を獲得しています。

人気のランチメニューは平日限定の昼おまかせセット(3,000円)。

小鉢料理・小さなかけそば・桜エビのかき揚げ・メインのそば・デザートという内容で、上の画像はメインで選べる胡麻汁そばです。

贅沢なそば料理がフルで食べられるメニューは、そばづくしコース(5,400円)。

先付・そば味噌・そばの実とろろ・温そば(小)・だし巻き卵・そばサラダ・そばがき・冷そば・デザートなど、工夫を凝らしたそば料理がずらりと並んでいます。

さらに豪勢なランチを探している人には、1品料理が充実した流石コース(7,560円)がぴったり。

また、冬場には季節限定の特製鍋コースも用意されています。

 

6．銀座 奥田

しっとりとした大人の雰囲気で割烹料理が味わえるのは銀座 奥田。

極上の味を求めて、海外からの観光客も多く訪れている有名店です。

ランチメニューはおまかせのコース制。

季節のメニュー(13,700円～21,700円)・メニュー奥田(17,000円～25,000円)・ビジネスメニュー(10,800円～18,800円)の3コースから選ぶことができます。

どのコースも、食材の仕入れ状況に応じて献立が決まる仕組み。

上にあげた1枚目の画像は、過去に提供されたビジネスメニューの天草天然鰻丼です。

一方、2枚目の画像は、焼き物のスズキと土佐赤牛の緑酢添え。

ランチメニューは懐石スタイルで、先付からデザートまでフルコースになっています。

 

7．てんぷら 近藤

銀座で天ぷらの名店として知られているのは、ミシュランガイド認定のてんぷら 近藤。

カウンター越しに職人さんの見事な手さばきを見ながら、上品なサクサクの天ぷらが食べられます。

ランチは菫コース(6,500円)と椿コース(8,500円)の2タイプ。

違いは天ぷらの品数で、ご飯・お味噌汁・漬物・デザートは共通メニューになっています。

この店の魅力は、揚げたての天ぷらが1品ずつ出てくることでしょう。

菫コースの天ぷらはエビ2本・魚3品・野菜4品で、椿コースでは、さらに野菜1品とかき揚げが加わります。

嬉しいことに、好みの食材があればアラカルトでのオーダーも可能。

なお、ランチの開始時間は12:00～と13:30～の2部制になっています。

 

8．鮨 竜介

鮨 竜介は、カウンター7席のみの落ち着いた小さな寿司屋。

ご主人は同じ銀座にある老舗の寿司屋で腕を磨いてきた方で、2015年の7月に自分のお店をオープンさせました。

ランチメニューは、5,000円コース・8,000円コース・10,000円コースの3つ。

10,000円コースは、先付・料理2品・握り寿司15貫・デザートと充実した内容になっています。

寿司屋と聞くと、卵焼きが気になる人も多くいるでしょう。

鮨 竜介の卵焼きは、何層にも卵が重なったフワッとした焼き上がり。

さらには、ヒラメのトリュフ添えなど、和と洋が見事に調和した料理が出てくることもあります。

なお、ランチは予約制になっているので注意しましょう。

 

9．東家

至れり尽くせりの手厚いおもてなしが受けられるのは東家。

茶室をコンセプトにした和のインテリアも、このお店の大きな見どころです。

ランチは10,000円の1コースのみ。

前菜からデザートまで全8品の懐石コースで、前菜には7品が盛られた小鉢料理が並んでいます。

季節の食材を生かした料理が多いのも、東家の特徴。

秋にかけては、ごろっとした栗が入った栗ご飯が出ることも。

季節によって、和食の魅力がたっぷり満喫できます。

東家のご主人は茶道の精神を心得ている方で、ご主人みずからがたてる抹茶もいただけます。

東家のランチは、1日1組限定の完全予約制です。

 

10．鮨 鈴木

鮨 鈴木は、快適な居心地で新鮮なお寿司が食べられる人気店。

カウンター席に加え個室もあるので、グループでの利用にも対応しています。

ランチメニューは4コースで、蒼(4,000円)・茜(8,000円)・おまかせ(10,000円)・ばらちらし(5,000円)という構成。

握り寿司の数は、蒼8貫・茜12貫・おまかせ14貫で、握り寿司のコースには漬物と卵が付いています。

鮨 鈴木の人気の秘密は、日本全国で獲れる魚介類をたっぷり仕入れていること。

上の光物は大阪湾のシンコで、キュッと身がしまった最高の状態で提供されています。

他にも、日本各地のネタを使った握り寿司がたくさん。

大阪湾のアジ・千葉県大原の黒アワビ・長崎県の天然車エビなどいろいろあります。

 

11．竹葉亭 銀座店

竹葉亭 銀座店は1866年に創業した鰻割烹の名店。

上品な鰻料理は、グルメ通の人たちからも一目置かれる極上の味わいです。

老舗の味がじっくり楽しめるのは、3,888円のうなぎ重。

秘伝のタレで焼き上げる江戸前の鰻はとても香ばしい風味で、漬物がセットで付いています。

サイドにも見逃せないメニューが盛りだくさん。

特に人気があるのは1,836円のうまき卵で、鰻の脂身が最高のまろやかさを添えています。

セットメニューで鰻を食べたいなら、うなぎA定食(6,156円)とうなぎB定食(7,776円)をオーダーしてみましょう。

A定食は小付・2種盛のお刺身・かば焼き・肝吸い・ご飯・メロンの組み合わせ。

B定食ではお刺身が3種盛になり、さらに料理1品が追加されます。

 

12．アコメヤ厨房

アコメヤ厨房は、レストランでありながら、食材・お米・食器を販売しているユニークなお店です。

全国から取り寄せているお米は20種類以上。

レストランのフロアでは、厳選されたお米をブレンドしたオリジナルの土鍋炊きご飯が食べられます。

定番のランチセットは、2,030円の小鉢膳。

8種類の小鉢料理が丸いお盆に並ぶメニューで、ご飯・お味噌汁・漬物も一緒にいただけます。

天ぷらがメインになっているのは、魚介と野菜の揚げ物膳(1,880円)。

栄養バランスの取れた健康的なメニューで女性に人気があります。

なお、ランチで出てくる小鉢料理の食材やお米は、店内で実際に販売されているもの。

アコメヤ厨房は、家庭的な優しい和食が食べたい人にぴったりのお店です。

 

13．鮨 太一

鮨 太一は、銀座6丁目近くの狭い通りにある隠れた人気店。

座席は9席のL字型カウンターのみで、静かなシチュエーションで江戸前のお寿司が食べられます。

気軽なランチにしたい人には、巻物1本が付いた8巻セット(2,592円)がおすすめ。

合計9貫で3,000円を切る高級寿司は、銀座ではなかなか見られないお得なメニューです。

逆に、たっぷり名店の味を堪能したい場合は、おまかせ握り(10,800円)がいいでしょう。

その日に仕入れた新鮮なネタが並ぶコースで、名物の中トロは厚めにカットされています。

握り寿司はもちろん、巻物も磯の香りが漂う上品な味わい。

定番の鉄火巻きやネギトロに加え、ウニ巻きも大好評です。

 

14．イマカツ 銀座店

イマカツ 銀座店は、リーズナブルなお値段のかつメニューがそろっているお店。

とんかつと聞くと、ほとんどの人が肉汁たっぷりのロースかつをイメージしますよね。

でも、このお店の名物料理はあっさりとしたササミかつ。

1,550円のササミかつ膳はとてもヘルシーで、キャベツ・ご飯・お味噌汁が付いてきます。

こってり系のかつが好みの人には、特製ロースかつ膳(2,060円)がぴったり。

ロースかつは衣が薄めで、ジューシー感がダイレクトに伝わってくる揚げ具合です。

ササミかつに他のかつ料理がプラスされたメニューも大人気。

メンチかつ・ササミかつ膳(1,140円)やホタテ・大エビ・ササミかつ膳(1,550円)などが選べます。

 

15．銀座 久兵衛 銀座本店

銀座 久兵衛 銀座本店も、銀座を代表する高級寿司店のひとつ。

新宿や大阪にも店舗がありますが、やはり銀座本店でいただく久兵衛の握り寿司には、独特の高級感があります。

人気のメニューは握り寿司の久兵衛(15,000円)。

メインの握り寿司は3皿に分けて提供されるスタイルで、茶碗蒸し・酢の物・シジミのお味噌もセットになっています。

寿司屋だと、どうしても握り寿司ばかりが注目されがちですよね。

そこで紹介したいのが、お値段を抑えた生ちらし。

志野(6,000円)と織部(7,500円)の2品から選べ、華やかな色合いが何より印象的です。

なお、2017年9月現在、銀座 久兵衛 銀座本店では、創業記念としてランチメニューのお値段が全品2,000円引きになっています。

 

16．茂竹

さっぱり系の美味しい天丼が食べられるのは茂竹。

太白胡麻油で揚げる天ぷらはライトな口当たりで、主に野菜をメインにした天丼がそろっています。

1番人気は具だくさんの野菜天丼(1,500円)で、盛られているのはニンジン・青ねぎ・ナス・ふきのとう・インゲン・玉ねぎ・椎茸・山芋など。

優しい特製天つゆとの相性もばっちりです。

とにかくお腹一杯天ぷらが食べたいなら、3,000円の盛り合わせ天丼が一番。

たっぷりの野菜に加え、エビやキスなどの魚も盛られています。

人気がある他の丼物は、アナゴ天丼(2,100円)・かき揚げ天丼(2,300円)・エビ天丼(4,000円)など。

天丼メニューには、全品に漬物とお味噌汁が付いています。

 

17．小熊

小熊は「熟成」に強いこだわりを持つ懐石料理の名店。

食材を低温でしばらく寝かせて、旨味を最大に引き出すという調理法です。

お昼のメニューは10,000円コースのみで、献立は仕入れ状況や食材の熟成度によって変化。

上の画像はお刺身の盛り合わせで、なかには表面を炙って風味を付けたネタもあります。

コースの内容は先付・前菜・炊合せ・お刺身・焼物・鍋物・デザートで、本格的な懐石スタイル。

魚だけでなく、焼物の肉料理も絶品で、過去には珍しい鳩のステーキが提供されたこともあります。

小熊の特徴は、手の込んだ繊細な料理が次々に出てくること。

20日間熟成させたキジ肉のたたき・月の輪熊の鍋・鱈の白子茶碗蒸しなど、オリジナリティあふれるランチが楽しめます。

 

18．人形町今半 銀座店

人形町今半 銀座店は、すき焼きとしゃぶしゃぶをメインにした肉料理の専門店。

精肉店が手がけるお店だけあり、贅沢なお肉を使った料理が豊富にそろっています。

ランチでの人気メニューは、7,020円の団すき焼き(上)。

前菜・ご飯・お味噌汁・デザート付きで、嬉しいことに、ご飯とお味噌汁はお代わり自由です。

すき焼きとしゃぶしゃぶのセットメニューでは、最初の前菜を見ていきなり驚くはず。

高級店らしい芸術的な盛り付けで、上の前菜には、トマト豆腐・ローストビーフ・アナゴなどが並んでいます。

お肉とお魚が同時に食べられるのは、楽すき焼きや楽しゃぶしゃぶで、どちらも上が9,180円、特上が10,800円というお値段。

人形町今半 銀座店は団体で利用するのにぴったりのお店で、堀こたつスタイルの個室も用意されています。

 

19．京粕漬 魚久 銀座店

京粕漬 魚久 銀座店は、京粕漬の焼魚が自慢の和食料理店。

1階は魚の加工食品を販売している店舗で、ランチ限定のイートインスペースが2階にあります。

おすすめのランチは、1,836円のあじみせ定食。

鮭・カレイ・銀だらの3種類の魚が盛られたメニューで、酒粕の香りがしみ込んだいろいろな食感の焼魚が楽しめます。

リーズナブルな定番ランチは、1,188円の鮭粕漬け定食。

鮭の粕漬け・ご飯・お味噌汁・小鉢料理・塩辛・漬物という組み合わせで、コスパの良さが売りの定食になっています。

逆に、プチ贅沢なランチにしたい人には、10食限定の金目鯛京粕漬け定食(2,160円)がおすすめ。

酒粕白味噌に漬け込んだ金目鯛に加え、ご飯・お味噌汁・漬物・珍味・小鉢料理が付いています。

 

20．木挽町 湯津上屋

木挽町 湯津上屋は、狭い路地にひっそりと佇んでいる小さなそば料理専門店。

都会的で華やかな銀座のイメージとは違い、どこか懐かしい昭和の風情が漂っているお店です。

人気のメニューは1,300円の鴨南蛮。

鴨肉はプルンとしたジューシーな噛みごたえで、心が安らぐホッとするような味わいです。

そばと合わせてオーダーしておきたいのは、サイドの卵焼き。

ほどよく焦げ目が付いた卵はふわふわで、家庭的な味に仕上がっています。

木挽町 湯津上屋にある温かいそばメニューは、鴨南蛮を含めて合計5品。

かけそば(700円)・花まきそば(800円)・卵とじそば(800円)・天ぷらそば(1,250円)などがあります。

 

まとめ

いかがでしたか？

予想通り、銀座で評価が高い和食の人気店には、高級な寿司屋や割烹店が多く見られました。

しかも、どのお店も「銀座プライス」のランチメニューになっていましたよね。

注目は、そこそこお手頃な価格でランチが楽しめる、そばや天ぷら料理のお店が健闘していたこと。

銀座でのランチは、そばや天ぷらをメインに食べ、特別な日に寿司屋や割烹店へ行くという手もありそうです。

ぜひ紹介したお店を訪れて、銀座のハイレベルな和食ランチを味わってみてください。