六本木の美味しいフレンチ人気店15選│食べログ3.5以上

六本木は都内でもトップクラスのハイセンスなお店が数多く集まっているエリア。

ブティックやセレクトショップなど、高級ブランドを扱う有名店があちこちにあります。

もちろん、グルメのジャンルでもレベルの高いレストランが目白押し。

西洋料理は名店ぞろいで、特に贅沢なフレンチが味わえるお店がたくさんそろっているのです。

そこで今回は、六本木で美味しいフレンチが食べられる人気店15選について紹介していきましょう。

 

1．レフェルヴェソンス

レフェルヴェソンスは、大人の雰囲気で高級フレンチが味わえる有名店。

シェフの生江史伸さんは、フランスやイギリスのフレンチレストランで腕を磨いた経歴の持ち主。

芸術的なセンスを生かしたハイレベルの創作フレンチで、訪れる人を楽しませてくれます。

ランチは10,000円の1コースのみで、短角牛ロースのロティは絵画のような盛り付けが印象的です。

ランチの特徴は、料理ごとにタイトルが付いていることでしょう。

ブリオッシュやパセリを添えたカブは「定点」というタイトル。

さらに、鱧の炭焼きは「生命力」、牛たんと木の子たちの南瓜スープは「陰と露」、ハトのローストは「紅い空、紫の海」など、1皿1皿にシェフの独特な世界観が表現されています。

ランチでは、豊富にストックされたワインやシャンパンにも注目。

ブリュン・セルヴネイ(12,000円)・シャルトーニュタイエ(24,000円)・ジャックラセーヌ(22,000円)など、フレンチによく合う銘柄が用意されています。

 

2．グリグリ

グリグリは、フレンチとスペインのバスクグルメが味わえる人気店です。

オーナーシェフの伊藤憲さんは、フランスとバスクの3つ星レストランで働いたことのある方。

バスクグルメのエッセンスを、最高の形でフレンチに生かしたメニューが食べられます。

ランチは4,630円の1コースのみで、アミューズ・おまかせ料理3品・デザート・カフェという構成。

トリュフがトッピングされているのは、ほろっとした身のスズキのポワレです。

グリグリの魚料理は、六本木にあるフレンチレストランでも特に高い評価を得ているメニュー。

時には1皿にお肉とお魚が並ぶこともあり、上の料理はカツオと蝦夷鹿というコンビになっています。

気になる他の料理は、アーモンドのタルト・ラタトゥイユのビスキュイ・仔羊のロースト・オマールエビのロースト・スズキとフォアグラのロッシーニなど。

また、フランス産ワインはもちろん、 奥出雲ワイン白(5,600円)やGrace甲州鳥居平畑(6,000円)など、国産ワインもストックされています。

 

3．ブーケ・ド・フランス

ブーケ・ド・フランスは、豚肉をメインにしたフレンチが食べられるユニークなお店。

フランスの郷土料理やジビエ料理など、野性的かつ繊細な味わいのメニューがそろっています。

ランチメニューは、3,000円・5,000円・7,000円の3コース。

名物は前菜で出てくるテリーヌスタイルのブータンノワールで、クセのない濃厚な風味が特徴です。

人気のコースは、このお店の魅力がたっぷりつまった5,000円のコース。

アミューズ・前菜・メイン・デザート・パン・ハーブティー・小菓子で、メインは3種類から好みのものをチョイス。

上の画像はメインで選べる沖縄アグー豚三枚肉のトロトロ煮込みで、文字通り、ナイフがスッとと入る感動的な柔らかさです。

もっとも品数が多いのは前菜が2品のCコースで、時間をかけてランチを楽しみたい人におすすめです。

 

4．レストラン リューズ

レストラン リューズは、ミシュランガイドで2つ星を獲得した創作フレンチの名店。

キッチンを取り仕切るのは、フランスの権威ある3つ星レストランで修業を積んだ飯塚隆太シェフです。

おすすめのメニューは5,800円のランチコースで、肉と魚のダブルメイン。

魚料理では、島根県産メバルと徳島産アオリイカのソテーなどが味わえます。

充実した品数が魅力的なコースは8,400円のリューズ。

メニューの構成はシェフのおまかせで、旬の食材をふんだんに使った贅沢なランチがいただけます。

上の画像は肉料理の一例で、フランス産仔牛のロティ。

上品な肉質の仔牛はブルターニュ産で、パルメザンチーズが最高のアクセントを添えています。

 

5．ル スプートニク

ル スプートニクは、六本木7丁目の裏路地にある隠れ家のようなフレンチレストラン。

白をベースにしたスタイリッシュなインテリアが好評で、落ち着いた気分でランチが楽しめます。

ランチコースは6,000円の1コースのみで、前菜からデザートまで、出てくる料理はどれも芸術的な色合いと盛り付け。

フレンチに欠かせないフォアグラは、パッションフルーツやマンゴーと合わせていただきます。

遊び心たっぷりのメニューが続くル スプートニクのランチ。

表面にこんがりと焼き目が付けられているのは、ヒラメをメインに使った料理。

なかにはトリュフや椎茸といった具材が入っています。

メニューはおまかせですが、苦手なものがあれば食材を変更してくれることも。

フォアグラの代わりに、鱧を使った料理を仕立ててもらうことも可能です。

 

6．レストラン フウ

レストラン フウは、乃木坂寄りにあるモダンフレンチで有名なお店。

新しいスタイルのフレンチを次々に生み出す松本浩之シェフの料理がじっくり味わえます。

ランチコースは、メニューA(4,300円)・メニューB(3,000円)・誘惑のメニュー(6,000円)・感動のメニュー(9,000円)の4タイプ。

人気のメニューAはアミューズ・前菜・魚料理・肉料理・デザート・ドリンクといった組み合わせで、肉料理では極上の牛はらみローストなどがいただけます。

誕生日や記念日など、特別な日にランチを食べる人には感動のメニューがおすすめ。

好みの食材・希望する品数・ランチのテーマなどを伝えると、シェフが意向に沿った完全オリジナルのコース料理でもてなしてくれます。

お値段を抑えたメニューBは平日限定で、気軽に名店の味が楽しめるコース。

アミューズ・前菜・メイン・デザート・ドリンクの構成で、メインは肉料理と魚料理から1品が選べます。

 

7．アジュール フォーティーファイブ

絶品フレンチと絶景がダブルで楽しめるは、アジュール フォーティーファイブ。

ザ・リッツカールトン東京の45階にあるレストランで、テーブルによっては東京タワーを眺めながら贅沢なランチタイムが過ごせます。

平日のおすすめメニューは、4,800円のエスカパード。

季節のアミューズブッシュ・前菜・魚料理または肉料理・デザート・ドリンクといった内容で、上の画像は肉料理の和牛頰肉と豚足のパイ包みです。

ワンランク上のフレンチを探している人には、週末限定のエピキュリアンコース(10,000円)がぴったりでしょう。

清々しい見栄えがする上の料理は、過去に提供された前菜。

スナップえんどうとホタテの冷製で、ヨーロッパで流行しているエスプーマが添えられています。

平日に品数が充実したランチを食べたい場合は、7,000円のプロムナードがおすすめ。

肉料理と魚料理が同時に味わえる納得のメニュー構成になっています。

 

8．ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション

六本木にある人気フレンチレストランなら、ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブションを忘れてはいけません。

メディアでも紹介されることが多いジョエル・ロブションさんが手がける人気店です。

ランチは、メニューＡ(8,800円)・メニューＢ(6,800円)・メニューＣ(4,800円)・メニューＤ(3,200円)の4タイプ。

どのコースも、前菜・メイン・デザートが選択制になったプリフィックスになっています。

4コースの違いは品数で、メニューＡはアミューズ・前菜・スープ・メイン2品・デザート・ドリンクのフルコース。

一方、お値段を抑えたメニューＤはアミューズ・メイン・ドリンクで、気軽にオーダーできるセットになっています。

世界的なシェフがプロデュースするフレンチだけあって、どの料理も最高の味わい。

1枚目の画像はメインで選べる仔羊のローストで、2枚目は前菜の鯖のタルトです。

 

9．ゴーシェ

隠れ家的なフレンチレストランが好みの人には、ゴーシェがいいでしょう。

シェフはリヨンやバスクにある星付きレストランでフレンチの技法を学んだ方。

落ち着いた雰囲気に包まれながら、シェフの創造的なモダンフレンチがじっくり味わえます。

2種類ある日替わりコースは予約制で、3,000円のメニュー30は前菜2種・ポタージュ・グラニテ・メイン・デザート・ドリンクという内容。

上の画像はメニュー30で提供された仔牛のパテです。

肉料理と魚料理をセットで食べたいなら、メニュー40(4,300円)をオーダーしましょう。

メニュー30のグラニテが魚料理に代わったコースで、真鯛のポワレなどがいただけます。

メインでお値段が決まるランチセットは、パン・ポタージュ・ドリンク付き。

仔羊と豚肉のブーレット(1,580円)・ムール貝のヴルテと鮮魚のポワレ(1,760円)・国産牛頬肉の赤ワイン煮込み(2,360円)などが選べます。

 

10．Jean-Georges Tokyo

Jean-Georges Tokyoは、ニューヨークに本店がある本格派フレンチの名店。

ここで紹介するのはその東京店で、カウンター席では、トップシェフ・米澤文雄さんの巧みな技術を見ながらランチがいただけます。

おすすめのメニューは5,800円のプリフィックスコースで、前菜・温前菜・メイン・デザートの計4品。

メインではポークソテーや南部鶏のパルメザンクロストなどが選べます。

フルコースの贅沢なフレンチが楽しめるのは9,800円のテイスティングメニュー。

鯛のカルパッチョ・焼きトウモロコシのラビオリ・甘鯛の鱗焼き・仔羊のローストなど魅力的な料理が次々に出てくるコースですが、注目は名物のエッグキャビア。

単品のアラカルトでは4,000円するエッグキャビアが、コースに組み込まれています。

Jean-Georges Tokyoは大切な人をお祝いするのにもぴったりなレストランで、誕生ケーキ付きのアニバーサリーコースは6,930円です。

 

11．オー・シザーブル

六本木にある老舗フレンチレストランといえば、1978年開業のオー・シザーブルでしょう。

パリにあるおしゃれなビストロのような外観で、店内はアットホームな空気に包まれています。

ランチメニューは前菜・スープ・メイン・デザート・コーヒーのセットコースで、お値段は選べるメインで決まる仕組み。

人気のメインは肉汁たっぷりのステーキ(3,500円)です。

ステーキとは違った食感と風味が楽しめるのは、牛頬肉の赤ワイン煮込み(3,900円)。

ステーキに負けず劣らずボリューミーなメニューで、特製ソースはコクがありならもさっぱりとした後味です。

選べる他のメインは、仔羊の煮込み(3,700円)・日替わりの魚料理(4,100円)・フォアグラのソテー(4,600円)など。

また、ランチでは、軽食系フレンチのクレープセット(3,300円)も大好評です。

 

12．オーベルジュ・ド・リル トーキョー

「オーベルジュ・ド・リル」は、グルメ通の人ならよくご存じのフレンチの名店。

フランスのアルザス地方にあるフレンチレストランで、ミシュランガイドの3つ星を50年以上守り続けている有名店ですよね。

その東京店が、ここで紹介するオーベルジュ・ド・リル トーキョー。

宮殿を思わせる建物で、貴族になった気分で大人のランチタイムが過ごせます。

おすすめのメニューは4,000円のメニュー・フランセで、前菜からハイレベルの料理で驚かせてくれます。

オーベルジュ・ド・リル トーキョーの特徴は、見ているだけで楽しい気持ちになる料理が多いこと。

豚肉のテリーヌはパズルのような仕上がりで、食感が残るよう大ぶりにポークがカットされています。

贅沢なコースは、7,000円のメニュー・ダルザス。

アミューズ・前菜・メイン2種・デザート2品・小菓子・コーヒーの充実した内容で、メインは肉料理と魚料理のダブルになっています。

 

13．六本木テラス フィリップ・ミル

六本木テラス フィリップ・ミルは、2017年3月にオープンしたフレンチのニューフェイス。

100種類以上の銘柄がそろったシャンパンが自慢で、早くも多くのリピーターを獲得しています。

人気のランチメニューは3,500円コース。

魚介類を中心としたコースで、メインではタスマニア産サーモンを使った料理などが出てきます。

贅沢な気分に浸れるのはフルコースの10,000円コースで、食前酒とプティサレ・アミューズ・前菜・魚料理・肉料理・デザート・ドリンクという構成。

デザートのように見える上の料理は、実は、シャンパーニュ地方の赤ワインソースで仕立てた仔鳩のファルシーです。

4,500円コースは、野菜をふんだんに使ったヘルシー系のメニュー。

女性に好評で、水なすのクリュや季節野菜のココット蒸し焼きなどが味わえます。

 

14．ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ

ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼは、国立新美術館のなかにある変わったロケーションのフレンチレストラン。

逆円錐の上にセットされた空間デザインも、レストランの見どころとして話題を呼んでいます。

ランチコースはメニュー・ブランク(2,200円)とメニュー・ルージュ(3,800円)の2タイプ。

メニュー・ブランクはリエット・魚料理または肉料理・デザート・コーヒの4品で、肉料理ではボリューム満点の鶏腿肉の赤ワイン煮込みが人気です。

このレストランは、リヨンにある高級フレンチ「ブラッスリー ポール・ボキューズ　ミュゼ」の日本1号店。

それだけに、前菜の季節野菜の美食家風サラダも、本格フレンチの名にふさわしい贅沢な盛り付けになっています。

デザートはどちらも共通で、クリームブリュレかココナッツのラマンジェのどちらか一方。

プラス300円でラム酒風のババも選べます。

 

15．Cinq Sens

Cinq Sensはワインバーのカウンターがあるシックなインテリアのお店。

フレンチと相性抜群のワインがたくさんあり、女性ソムリエが最高の1本を選んでくれます。

気軽にオーダーできるメニューは、2,500円のお手軽クイックコース。

アミューズ・前菜・メイン・ドリンクというコンパクトなコースで、メインにはニュージーランド産仔牛のローストなどが用意されています。

平日限定のお得なメニューは3種類ある平日ランチで、お値段は1,300円という驚きの安さ。

フレンチパスタ・メイン・サラダ・バゲットの4品で、メインでは、牛ハラミのステーキ・魚料理・日替わりプレートから1品が選べます。

女性に大人気のアラカルトは、完全無農薬有機ケールの具沢山サンクサラダ(1,300円)。

ケール・ブロッコリー・トマト・サラダ菜・いんげん・キヌア・ガルバンゾー豆・トレビス・卵・ナッツなど、10種類の具材がたっぷり盛られています。

 

まとめ

いかがでしたか。

六本木はフレンチの名店がしのぎを削るグルメの激戦区。

テレビ・グルメサイト・グルメ情報誌でおなじみの有名店から隠れた名店まで、個性的なレストランが集まっていました。

どのレストランも、ランチは基本的にコース制。

アミューズ・前菜・メイン・デザートなどが共通メニューで、じっくりと味わいたい料理が次々に出てきます。

六本木でフレンチを食べるなら、ゆっくり時間をかけて楽しむのがおすすめ。

紹介したお店なら、きっと優雅な大人のランチタイムが送れるはずです。